2010年10月5日火曜日

阪急 2300系 2800系

阪急 2300系 2800系
2300系と2800系は、車体の違いだけで、
走行装置、制御装置は、同じものです。
トランジスタを駆使した制御機器と複巻電動機で
回生制動を駆使して定速運転と常用ブレーキとしている
現在から見ても、高性能な車両です。
また、この時期は、台車の試行錯誤をしている最中で、
アルストムリンク式、ミンデンドイツ式、エコノミカル(軸梁式)など
色々です。
2800系の末尾が4の編成は、シンドラ形空気ばね台車で、
(増備増結T車の、2844・2894は、ミンデンドイツ形)
乗り心地は群を抜いていたようで、6300系にクイーンの座を
追われた時、一番最後まで、特急車として残りました。
また、三ドア化されても、代走特急が必要な場合、真っ先に白羽の矢が・・・
っというエピソードもあります。

2300系 第一編成
2800系と違い、冷房改造時に制御器を界磁チョッパ制御に更新された。
この更新が、現在でも編成として、運用が残る一因となっている。
昔、C#2311がAFE電機子チョッパ試験車となったが、採用されることはなかった。
 
2800系 ファイナルラン 
3扉化と特急専用故の長距離走行そして制御器の老朽で、2300系の様に
長生きできなかった。
3扉化されても、2連窓は美しい!

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